多くの皆様の高瀬渓谷ツアーの目的地。いつもは高瀬ダムから烏帽子方面に30分ほど河原を歩くとつくここも、新緑や紅葉の時期にはきらりと違う表情を見せてくれます。
また、高瀬ダムまではタクシー(1台(お客様4人乗り)片道2700円程)にて15分そこから徒歩にて湯俣温泉方面に30分ほど歩くと(長いトンネルあります)湖と針ノ岳、七倉岳や裏銀座の山々を眺めながらのトレイルスポットがあります。入漁券を買われての渓流釣りや、近年はトレランの方の練習、日本で2番の高さを誇る高瀬ダムですが、少し時間を変えればたっぷり独り占めできるかもしれません。
高瀬ダムより3時間ほど(距離10㎞弱標高差300m弱)最初の1㎞程のトンネルが核心部。そこからの高瀬川右岸トレッキングは、北アルプス銀座を眺めながらの気持ちの良い散策ができます。温泉成分の濃いダム湖の青さが渓谷美に不思議なアクセントを加えてくれます。途中では北アルプスの雄、槍ヶ岳も探すことができるはず。硫黄の香りが強くなるともうすぐそこです。朝一番からの日帰りや、ゆっくり一泊での自噴する温泉遊びや渓流釣り、地質100選にも選ばれた噴湯丘に出会うことも普通ではない体験をさせてくれること請け合いです。
七倉山荘から立山への玄関口扇沢駅までは、車で20分ほど。そこからは電気バスや、ロープウェイなどであっという間に標高2300mの室堂まで辿り着くことができます。圧倒的な構造物や雄山の雄大な景色、雪の回廊、少し歩くと大地の活動や、ライチョウにも比較的会いやすいです。北アルプスをお手軽に、しかも本格的にも楽しめます。北アルプスの雄大さを感じてみてください。
高瀬ダムより30分ほど吊り橋をわたり河原を歩くとブナ立登山口に到着です。日本三大急登にも数えられるここですが、烏帽子、野口五郎小屋の皆様のご尽力により、よく整備されていてとても歩きやすく、歩きなれている皆さまでしたらあっさり克服できるかもしれません。それでもスパイシーな登山道ですから、地形図などで作戦を練りましょう。コマクサの大群落、烏帽子タンボの長閑か景色、秋の紅葉の圧巻の景色、そして案外ライチョウにも高確率で出会えるかもしれなせん。あの山を登ったらぜひこちらのコースもお試しください。
烏帽子岳からコースタイムで3時間ほど。11時ころまでに烏帽子小屋につく体力がある方は、こちらを目指すのもありかもしれません。穏やかな、これぞ裏銀座という山容が迎えてくれます。三ッ岳までの登りが終わったら、心地よい稜線歩きを楽しめます。
七倉山荘前から高瀬ダム方面へ橋を渡りトンネルを入ってすぐを右折・徒歩10分ほどで七倉尾根登山口へ到着です。ここから標高差1450m程のキツイのぼりが皆様を待っています。シャクナゲの大群落を抜け、梯子の連続が終わり急に視界が開けてくると、それまでの疲れも忘れることができるはず。北アルプスのここにしかない眺望を目に焼き付けてください。